国産小麦で給食パン「なんだか安心感」←言うほど国産って安心か・・・？

「外国産の小麦のパンと変わらずおいしいです」

県産小麦70％と北海道産30％の国産小麦だけで作ったパンだ。教諭が「おかわりいる人」と呼びかけると、多くの児童が「はーい」と応じ、1人で2個半食べる児童もいた。
女子児童は「近くの農家さんが作った小麦だと思えば何だか安心でもあります」と続けた。

　県学校給食会（熊本市）によると、県内の小中学校などに提供する給食のパンに使われる小麦は従来、90％が外国産、10％が県産だったが、昨年8月から国産100％に切り替えた。

　「子どもたちは義務教育の9年間、国産小麦のパンを食べる。地産地消や食育の目的で始めたが、小麦の自給率向上にも役立つのではないか」。
同会の緒方明治理事長（68）はこう語る。今年度は1000万個の国産小麦パンを供給する。

　学校給食に国産小麦パンを提供する動きは広がりつつあり、全国学校給食推進連合会（東京）によると、昨年9月時点で、北海道、青森、岩手、宮城、千葉、石川、長野、静岡、滋賀、島根、山口、熊本の12道県が全て国産に切り替えた。
さらに全国各地に広がっていけば、国産小麦の増産につながる可能性を秘める。

いかそ

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a868ba3bb0f3ac0b650dc92e6376acc7b0daaf0