マキタ純正バッテリーが高いので中国製の互換バッテリーを買ってみたのだけど、「念のために誰もいない時に充電しないでください」と書かれていて暗に燃えたり爆発する可能性をお知らせしてくれてて親切。
hiro_konken@ちくぜんのくにのNo.10@hiro_konken
電源周りはケチってはいけない
マキタの互換バッテリー(非純正バッテリー)を分解しました。結論から述べると互換バッテリーの使用は推奨しません。
【買うな】マキタの互換バッテリーは買うな。セル電圧を個別監視をしていないので過電圧→発火する可能性がある。 https://t.co/PXAuAfuKW9 pic.twitter.com/lIrHzL3UxY
— イチケン (@ichiken_make) July 17, 2021
マキタの純正バッテリーの中身。基板の電子部品は樹脂で覆われている。ゴミや金属粉が入り込んで接触した場合でも誤動作しないようになっている。
全てのバッテリー電圧を監視するために電池のスポット溶接部分からタブが出ていて基板に接続されている。当然基板上のセンサーで電圧監視している。 pic.twitter.com/aegZdLEIXg— イチケン (@ichiken_make) July 17, 2021
互換バッテリーの中身。基板の電子部品は樹脂で覆われていない。コストカットのためだと思われる。
基板を見た限りでは全てのバッテリーセル電圧を監視しているように見えるが, 実際は1セルと5セル合計の電圧監視している。全セル電圧を監視しているふりをしている。 pic.twitter.com/10pI4NzCBt— イチケン (@ichiken_make) July 17, 2021
マキタ互換バッテリーその2
なんか見た目でわかるヤバさ。大電流が流れる部分は電線をスポット溶接している。バッテリーはむき出しの状態でケースに収められており衝撃耐性は低そうだと思われる。もちろんバッテリーセルの個別電圧監視なんてしていないし過電流保護なんてものはない。(温度管理はあり) pic.twitter.com/tgEh4ZzesX— イチケン (@ichiken_make) July 17, 2021
これは互換バッテリーじゃなくてあかんバッテリーだな‥
— Hiro (@hiroqss) July 17, 2021
互換バッテリーはそもそもセル自体が大電流の充放電に耐えられる製品なのかも謎だよな
そういうセルは限られたメーカーしか作れないので、必然的に価格が高くなるから、そもそも互換品の値段がおかしいと思わないと…
— masa (@masa_dat) July 17, 2021
マキタ純正バッテリーの制御基板って4層基板なんだよね。電圧監視用の線は基板の中間層を通っている。
互換バッテリーは2層基板。バッテリー管理IC(BMS)積んでるんだけど4層基板にして配線通すと価格が高くなる。採算が合わなくなるから1セルだけ電圧監視していると予想。 pic.twitter.com/nUnzeCYcIn— イチケン (@ichiken_make) July 17, 2021
そもそも、マキタの電動工具に使ってる電池って、正極材にオリビン型リン酸鉄系を使ったLEPで、エネルギー密度が低く電圧が低い弱点があるけど、衝撃に強く火災の危険が低いもので、UL認証を取ったものを使ってるんだけど、保護回路もちゃんとしてるんだなぁと
LEPはその弱点から車載用途ではほとんど使われないんだけど、バスやトラックみたいな大型の営業用車両では中国ではよく使われてて、入手もそれほど難しくないのに、わざわざ普通のLiB使う互換バッテリーの設計意図がよくわからない。電圧だけじゃなく、温度管理もヘボいし
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) July 17, 2021
そういうわけで、マキタの純正バッテリーパックをばらして、その辺で買ってきた適当な18650のバッテリーセルと入れ替えて使うのは絶対にやめてください。セル自体が別モノなので。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) July 17, 2021
これってつまりどういう状態??? pic.twitter.com/Qpe3dXOpta
— みょうじ なまえ (@vent_invent) June 24, 2021
撮影風景を想像すると笑ってしまう。
ドリルとドリブルをかけてんのかコレ?
カタログもらってきた。いくら屈強なアスリートとは言えその格好で草刈りは危なくないかね(笑) pic.twitter.com/lHtHkMJjDq
— 耕作員いとう (@itou3) July 9, 2021
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Source: 市場
マキタ、純正バッテリーと互換バッテリーの価格差の理由が可視化される