「妖怪アマビエの姿を見せると病気が治る」とはアマビエは一言も言っていない

話題の妖怪「アマビエ」

予言獣とも言われる妖怪「アマビエ」がネットでバズっている。
この妖怪は1846年に肥後の海上に出現した妖怪であり、鱗のある体、三本の足、くちばしのある顔、長い髪の毛を有している。

このアマビエは不吉な予言を行っている。「これから6年間は豊作が続くが、その後疫病が流行する。疫病になった者には私の姿を描いた絵を見せればよい」と告げたのだ。

なんとも不気味な予言だが、1846年の6年後、黒船が日本の近海に多数現れ、1853年にはペリーが日本にやって来ることになる。予言獣アマビエとは世の動乱を予知する妖怪なのだろうか。