【知ってた】依存症の専門医「人類最凶の敵はスマホゲーム」

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すまほ

1: 名無しダイエット 2020/03/11(水) 20:23:05.91 ID:yRaxEPwE9
あなたは何に「依存」しているだろうか。アルコール依存症の専門家である久里浜医療センターの中山秀紀精神科医長は「依存物は人類最強(凶)の敵の一つ。
そのなかでも現在最強なのがスマートフォンだ。
特にオンラインゲームは極めて依存しやすい仕組みなのに規制がない」と指摘する。

■ 「最凶の依存物」は規制までに20年かかった

人と依存物の歴史には共通点があります。
まず、人が依存物を「発見」します。当初はその使い方がよくわからなかったりしますが、やがて依存物の「効用の発見」をします。

依存物は即時的な「快楽」をもたらすので、「これは素晴らしいものだ!」といって人々の間に広く知れ渡り、使われるようになります。
その間にしばしば依存性のある物質が抽出されるようになるなどの、「性能強化」がなされます。

多くの人々に広まり「蔓延」すると、次第に依存物の害による「社会問題が拡大」します。
公共秩序の乱れや生産性の低下につながるので、政治的、宗教的、道徳的な「規制」が入ります。

しかし「規制」ができるまでに、かなり時間を要する場合もあります。
覚せい剤の場合には終戦後、日本において一般に「蔓延」してから、規制する法律ができるまで数年程度でした。

一方でその依存度や離脱(禁断)症状の強さから、最強(凶)の依存物とされるヘロインの場合は、1898年にドイツのバイエル社によって鎮痛・鎮咳剤として発売(1874年に初めて合成)されますが、ドイツでは1921年のアヘン協約の批准まで20年以上も、薬局で自由に手に入れられたとされています。

■ 未だに人間が克服できていない「敵」である

「規制」によって、依存物の入手コストは必然的に上がります。
非正規の手段による製造・流通コストが上乗せされるためです。

社会的、道徳的な抑止力とこうしたコスト変動が一定の抑止効果をあげることが多いのですが、残念ながら完全なものではありません。
そして規制や罰則自体が依存物の使用に貢献してしまう側面もあるのは先述の通りです。
結局撲滅には至らず、油断するとすぐに依存物・依存症による問題が「再拡大」します。

さて、人類には克服できていない病気や事故が存在します。
その中でも依存物は石コロのように動かないので侮られがちです。

しかし古代から現在まで死闘を繰り広げても克服できていない、人類最強(凶)の敵の一つだとみなして間違いありません。
そして近年スマホなどを介したインターネットコンテンツ、オンラインゲームが依存物の列に加わり、さらに人々を脅かしつつあるのです。

■ 初期のゲームは依存症とは無関係だった

スマホ、インターネット依存症で最も依存的使用の報告が多い、ゲームの歴史的経過を見ていきましょう。
「ゲーム」というとボードゲームや屋外でのスポーツなど様々なものを包括しますが、ここでは電子ゲームのことについて述べます。

歴史上でゲームマシンの最古の例として挙げられるのが、スペインの発明家レオナルド・トーレス・ケベードが1912年に完成させた、チェスの最終局面をプレイできる電気式の「エル・アヘドレシスタ」(スペイン語で、チェスプレイヤーの意)です。
これは、計算機を利用して作られた最初のゲームです。

電気式のアームで白のルークとキングを扱い、対戦する人間が黒のキングを盤面のどこに置いても、電気センサーでその位置を感知して詰ませられる装置であったとされています。
この事例はゲームの「発見」に相当するでしょう。

その後、欧米を中心とした計算機やコンピューターの発展に伴いゲームは次第に「性能強化」を重ねますが、当時のゲームは研究者などごく一部の人のみが使用でき、またその性能の低さから、依存症とはほとんど無関係であったと考えられます。
ただしきっと「面白い」「楽しい」と思ったに違いありません。
当時のゲーム使用者の気持ちはわかりませんが、このことは「効用の発見」に相当するかもしれません。

米国のノーラン・ブッシュネルは一人遊び用の宇宙シューティングゲームを開発し、その試作機を1971年に完成させます。
これをナッチング・アソシエーツ社に売り込み、同社から「Computer Space」と名付けられた史上初の業務用ビデオゲーム機が製造されます(ただしこのゲームはあまり売れなかったようです)。

※続きはソースでお読み下さい

2020/03/10 11:00 PRESIDENT on-line
https://president.jp/articles/-/33325


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Source: diet
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