2017年に福井県の中学校で、担任らの厳しい叱責に耐えかねた男子中学生が自殺した。
生徒は他教師から発達障害の疑いを指摘され「発達障害に詳しい医師がメンバーに入っている調査委(員会)も、
生徒について『真面目で努力家だが、対人関係が器用でない一面もあった』」(読売新聞)などとした。
生徒が課題の未提出を繰り返していたことも報道されている。愛知教育大学の「発達障害学生の理解と対応のためのミニブック(教員用)」によると
「発達障害のある学生に見られやすい一般的な行動・特徴」の1つとして「提出期限や約束の時間を守れない、又は忘れてしまうことが多い」ことが挙げられる――。
■発達障害児は勉強ができない子か
さて、筆者にも「自閉スペクトラム症」(ASD)と診断された息子がいる。3歳まで言葉が出ず、家族以外とはなかなか視線を合わさず、黙々と積み木を並べるひとり遊びが好きだ。
4歳になる現在急速に話し始め、陽気なおふざけキャラに転身している。が、前述のニュースを見て親として息子の将来が漠然と心配になるときはある。
ただASDといった発達障害は生まれついた脳機能の特徴で、病気のように治せるものではないが「障害」の2文字がひとり歩きしている感も否めない。
たしかに独特のこだわりや感覚過敏などは周囲の理解や、環境整備が必要なことも多い。
得意不得意なことの差も大きいので、得意分野を伸ばす傍ら、不得意部分では将来不自由しない程度に補う作業も必要だ。
そのために児童精神科医や心理士、言語聴覚士、作業療法士らによる「療育」が存在しており、特に脳の発達が目覚ましい幼いころから遊びや運動を通じて働きかけをすることの重要性が謳われている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200113-00031202-president-soci
1/13(月) 11:16配信
引用元: ・http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1578907397/
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Source: 不思議
なぜ日本の学校は「発達障害の子」に冷たいのか?