私的年金のiDeCo加入者、3年足らずで30万人→138万人に増加

1: 2019/12/05(木) 00:59:25.15 _USER
「今年は年末調整の還付金に期待してるの」

 昼休みに同僚と年末調整の話をしていたら、40代OLが珍しくこんなことを言った。聞けば、春からiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入して、積み立てを始めたという。年末調整の用紙記入も、iDeCoの“掛け金”欄にしっかり記入したとゴキゲンだ。

 このiDeCo加入者数が、グングン増えている。厚労省が定期的に加入者数を公表しており、それを見ると一目瞭然。2016年以降の数字はこうだ。

・16年12月時点…30万6314人

・17年3月時点…43万929人

・18年3月時点…85万3723人

・19年3月時点…121万37人

・19年9月時点…137万9842人

17年度が約42万人、18年度は約36万人、19年度は半年間で約17万人増だから、昨年並みの数字になりそう。何より、この3年足らずの間に30万人から138万人に増えたのだから、大注目、大人気と言っていい。これも年金不安の裏返しか。

 今さら長々説明するまでもないが、iDeCoは“もうひとつの年金”といわれる私的年金制度だ。加入は任意で、基本は20歳以上60歳未満のすべての人が加入できる。

 毎月積み立てた掛け金(加入資格によって限度額が違う)は、全額所得控除され、冒頭のOLのように税金が戻ってくる(所得税と住民税)点は魅力のひとつ(年末調整か確定申告が必要)。

 ザックリ言えば、自分のために貯蓄をして税金が戻ってくるのだから、こんな得なことはない。

 加えて運用益、給付を受けるときにも税制上の優遇が受けられる。豊かな老後を迎えるための手助けになるのは間違いない。

 厚労省のまとめによると、「加入者の掛け金分布」(毎月の拠出額)は「1万~1万5000円未満」が約56万人と最も多い。ご参考あれ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/265599


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Source: 投資チャンネル
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