インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」の謎がついに解明
リオグランデドスール連邦大学が現地調査と航空写真の分析を行った結果、この遺跡は断層が交差する場所にあることが判明した。
マチュピチュは、北東から南西に伸びる断層と北西から南東に伸びる断層が交差する場所に建てられている。個々の寺院や建造物も断層に沿って並んでいるという。
これは偶然ではなく、マチュピチュの人々は、2億5000万年前に発生した地殻運動で砕かれた花崗岩を、建造物を建てるために利用したのだという。
しかも、花崗岩を掘り起こした後の溝は、2000ミリメートル近い年間雨量を記録するこの土地で、地下水を排水する役割を果たしたという。
排水することで落石や地滑りが起きることを防いでいたのだ。
(以下略)
※全文、詳細はソース元で
https://forbesjapan.com/articles/detail/29955
マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュは、15世紀のインカ帝国の遺跡で、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根(標高2,430m)にある。
当時、インカ帝国の首都はクスコで、標高3,400mに位置する。標高2,430mのマチュ・ピチュから、さらに約1,000メートル高い場所にその首都があった。現在のクスコはペルー有数の都市でその市街地は世界遺産(文化遺産)である(1983年に登録された)。
なお、インカ帝国は1533年にスペイン人による征服により滅亡したが、アンデス文明は文字を持たないため、マチュ・ピチュの遺跡が何のために作られたのか、首都クスコとの関係・役割分担など、その理由はまだ明確に分かっていない。
引用元: ・【遺跡】なぜマチュピチュは到達しにくい場所に造られたのか インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」の謎がついに解明
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Source: 不思議
インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」の謎がついに解明