ほんのりと怖い話『首吊り』『幽霊物件』『呪われたビル』他

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ほんのりと怖い話『首吊り』『幽霊物件』『呪われたビル』他

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886: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/11/28 23:05
手紙
これは何年か前に知人から聞いた話なんだけど、真偽の程は
分からない。都市伝説みたいな感じもするけど、どうなんだろうか。
似たような話を聞いた事がある人、レス待ってます。
そんじゃ書こうかな。ちょっとフィクション入るかもです。

ある二十代の男が転職を機に都内某所に引っ越した。
四階建てのワンルームマンション。そこで暮らし始めたある日、
メールボックスに宛名不明の手紙が入っていた。
宛名には覚えの無い女性の名前が書いてある。住所は彼の住む
所になっていたのだが、放置するわけにもいかず、部屋に持ち帰った。
彼は前の住人に来たものだと思い、物件を紹介した不動産屋に問い合わせた。
すると以前の住人は男の大学生だったとのこと。そして手紙については、
そちらで処理してくれとの素っ気無い対応だったらしい。
もし大切な手紙だったら、すぐにでも差出人から連絡があるだろうから、
そちらで預かる方がいいだろうという言い分だった。

引用元: ほんのりと怖い話スレ、その7~~

887: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/11/28 23:06
彼も仕方なく納得し、しばらくその手紙を保管することにした。
一月ほどして、すっかり手紙のことも忘れかけていた頃、部屋の掃除中に
たまたまそれを見つけたらしい。
そう言えばその後何の連絡も無い。もっとも差出人不明の手紙だ。
もしかするとDM?セールの招待状?いったい中身は何だろう?
彼は無性に気になったそうだ。そして、ついに魔が差して手紙を開けてしまった。

中から出てきたのは四枚の写真だった。その他は何も無かった。
彼はその写真を手にとって、じっくりと見たそうだ。
一枚目、どこかビルの屋上らしき場所から写した町の風景。これといった
特徴のある建物もなく、ごく普通の町の景色。
二枚目、その屋上から地面を見下ろした写真。高さは二十メートルくらいだろうか。
建物内の敷地のアスファルトが写っている。
三枚目、鉄製の扉と外階段の踊り場。そして、床には枯れた花束。
彼はすぐに、事故現場などに供えられた花束を連想したと言う。
そして四枚目を見た彼は、手紙を開封したことを激しく後悔した。

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Source: 不思議
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