【昭和の怪奇事件】「俺の死体を買ってくれ!」余りに間の抜けた自殺男の末路

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【昭和の怪奇事件】「俺の死体を買ってくれ!」余りに間の抜けた自殺男の末路

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世智辛く相成り申候

青酸カリ

これは戦前の1937年(昭和12年)2月14日の読売新聞に掲載された「珍事件」である。

「世智辛く相成り申候」「死体売上代金 珍無類の明細書」
という見出しが並んでいる。見出しだけではさっぱりわからない事件ゆえ、本稿で解説し紹介していこう。

2月13日、東京都荏原区(現在の品川区の西)のカフェでひとりの男性が自ら命を絶った
自殺したのは目黒区に住む28歳のAという青年で、彼は「さよなら!」と叫びながら持ち込んだ青酸カリを飲み物と一緒に飲み、多くの従業員・客が注目するなか絶命したのだ。いったい彼は何故、繁盛するカフェのなかで堂々と自殺してしまったのか。

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Source: 不思議
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