写真:トルファンの連棟ハウスでトマトの苗を育てていた(写真はいずれも筆者撮影)
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写真:石炭を使うボイラーで加温
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写真:日光温室と呼ばれる中国の土着の温室
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中国全土で、これまで耕作地ではなかった条件不利地に温室などの園芸施設を建設する動きが活発化している。もともと肥沃な農業地帯だった長江周辺が、工場地帯に様変わりし、必要だと見積もる農地面積の維持が困難になったためだ。
加えて、2011~20年までの10年間で、商品として流通する野菜の消費人口が2億人増えると予測され、施設園芸の拡大が必須だからだ。新疆ウイグル自治区の乾燥地帯に、温室の立ち並ぶ光景が出現している。
・乾燥地帯に連棟ハウス
新疆ウイグル自治区の中部に位置するトルファンは、ブドウの産地として有名だ。乾燥地帯ながら「カレーズ」と呼ばれる地下水路を使った農業が伝統的に行われてきた。市街を抜け農耕地帯に出ると、ブドウ畑と日干しれんがで作った干しブドウを作る乾燥室ばかりが並ぶ。
そんな景色の中を車で走っていくと、突如、軒の高い連棟ハウスが現れる。これは、2012年に330ヘクタールの農地に建設された「トルファン自治区農業科技園区」の一角だ。
ハウスは育苗に使うもので、高さ5メートル、広さは5000平方メートル。ガラス温室ではなく、フィルムが張られ、温度調整に天窓と換気扇、石炭を使うボイラーがある。温度や日射量などを自動で調節する「複合環境制御装置」を備える。こうした装置は、日本でも一部の進んだ経営体しか導入していない。
最新式の温室に比べると、温室内の骨材が多くて日光を遮っていたり、加温の燃料が石炭だったりと見劣りする部分はある。それでも、周囲に広がる粗放な農業とは全く異なる光景に、現地政府の本気度を感じた。
こうしたハイスペックな温室の導入は、トルファン自治区のみが進めているわけではない。背景には、食糧増産に「非耕地(非農耕地)」を使うという国家戦略がある。農耕地帯というと、首都圏の北京や天津に食料を供給する山東省や、「江浙熟すれば天下足る」と言われたように稲作の盛んな華南地域が挙げられる。こうしたもともと食料生産の盛んな地域以外でも農地面積を確保しようと、政府が非耕地の開発に乗り出したのだ。
4億ヘクタールとされる非耕地の6割は、新疆の位置する中国西北部にある。砂漠や草原、岩がむき出しになった地形の多い新疆は、露地栽培においては条件不利も甚だしい。しかし、そんな土地でも温室を建て、効率的な灌漑(かんがい)をすれば農業ができるようになる。そのため、新疆が新たな農耕地帯として注目され、政府の後押しを受けて温室の建設が進む。
中国には15年時点で3.08億ムー(2053万ヘクタール)の農地があり、うち400万ヘクタール以上が施設園芸で、その割合は今後一層増える見込みだ。施設園芸ならば乾燥地帯のような非耕地でも展開ができるため、政府は非耕地に適した温室の開発を6年ほど前から始めている。
■■以下、小見出しなど抜粋。続きはソースをご覧ください。
・増産の中核はローテクの温室
山口亮子 (ジャーナリスト)
これでは地球の温暖化はどんどん進む
温暖化というか砂漠の有効利用だけど葡萄畑よりいいというのは意見わかれるだろうな
しいていうなら日光温室ではないけど石垣温室なら静岡県のほうが早かったし
静岡の大学がわざわざ宣伝してないってだけやねん
これなら大分の地熱栽培も似たようなもんだしまあそういう研究を地方の大学がやってきちんと
地元にフィードバックしてやるといいんでね?中国というか欧州もろともそういうので宣伝してるわけだし
中国云々言ってもなw
日本の食べ物がどんだけ汚染されてるかも知らないのか?
遺伝子組換え植物とか、あらゆる人体実験を
中国が肩代わりしてやってくれてると考えれば・・・
まぁ、日本に入ってこない保証もないわけだけど
毎日、それだけの量の野菜が、農村部から北京に流入してる
野菜だけでその量で、その他に、3000トン超の肉や魚、5000トン超の穀物も、
毎日毎日ドンドコドンドコ作っては運び、収穫しては運び、とかやってると考えると、
人類増えすぎ頭おかしいわ、マジで。
黄砂対策の名目で金を日本含めてされてるからな
結局中国がやるというね
ハウス栽培で無理矢理だから、緑化関係ないと思う
あと、淡水枯渇するのが加速するだけな気がする。
石炭式のビニールハウスも始めましたというだけの記事だろ。
特に真新しいものでもない。 いずれ石炭の国際価格があがればトマトを作るより
石炭をそのまま売る方が儲かるという事になるだろうから、それまでの間の
時代のあだ花になるんだろうな。
温室があれば、水は1日一杯で十分。
トマトなどは元々、雨が当たらない場所に作るもの
トルファン盆地にはトウハ油田もある。海面下の地域がウイグル自自区6.9万km2 には4%もある凄い盆地なんだな。
地下水が大昔から豊かな地域だから、当然農業は盛んな地域.だよ。
オアシス以外の地域を農業が盛んにするには潤沢な用水が必要だ。
今は同じく水不足のイスラエルで確立された点滴潅水で
効率的に水資源を利用できる
効果が高く、ランニングコスト削減にもなる一方、
日本では初期投資半端ないので広まっていないけどね
研修生を使い潰して成り立っているような日本農業を
遠くないうちに追い越していくわ
オランダの施設じゃたかいから
低コスト用につくったんだろ?
日本でやるなら用水路が豊富なとこしかないね
生産量は日本追い越してるぜ
米はさすがにあれだが
こういうのは共産主義にはかなわないな
地主がいいとはいわないけど個人じゃ無理やろ
うまく運用して継続拡大してほしい
ジャングルを切り開くよりは砂漠の有効活用のほうが良いはず
砂漠っていっても中国と中央アジアあたりの砂漠だよな
中東、アフリカとモンゴルあたりはまず無理だろう
内陸の地下水はアメリカもそうだけど枯渇しないくらいいけるかどうかは
その人たちで需要を主に満たす方向ならいいけど
アメリカも1950~2000年まで地下水つかいまくってなんとかなってるから少なくとも中国の人口ピークまでは使いまくってもまだ水はあるんだろう
そして住宅が増えれば自然と農地も工場も住宅地の外苑に移動してくんだから
順番が違う
いやそのあたりはテロ関係含めて国境沿いは農地にしてたほうがいいという判断だろ
ロシアとの境界線も自然保護なんちゃらでごまかしてしばらくお互いなんもしないって感じにしてる
そもそも核実験行われた地域なのでこの野菜を欧州にもってくかどうか
有機農業ではあるけどベクレルははかる気あるんかね
欧州城壁起源いいたいやつもいるらしいが
日本でも静岡のイチゴは江戸時代からやってるわけで
まあ石炭あたりはミックスしたのだろうが
農業なら常に管理しているからある程度は大丈夫なのかな
拡大したということは採算が取れるということだろう。
今後、さらに拡大するよ
食料自給率に中国も力を入れるようになっているんでしょう。
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元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1562516652/
Source: mindhack
中国全土で砂漠や荒地が「農地」に変わっている模様!!その理由は・・・

