シロナガスクジラは、地球上に存在した生物の中で一番大きい。では、シロナガスクジラはいつごろ、どうやってそんな巨大な体を手に入れたのだろう。イタリアの湖から出土した化石の分析から、その手がかりが見えてきた。
2019年4月30日付けの学術誌「Biology Letters」に掲載された論文によると、その巨大なシロナガスクジラの頭蓋骨は、今まで見つかった化石の中でもっとも大きいもので、頭蓋骨から推定される体長は26メートルだ。
現在のシロナガスクジラには、体長30メートルを超えるものもいる。化石のクジラはそれに比べれば小さく、推定された体長自体は驚くほどの大きさではない。科学者が驚いたのは、150万年前の更新世前期の海に、すでにこの大きさのクジラがいたということにある。何しろ、これまでシロナガスクジラが登場したと言われてきた年代よりもずっと古いのだ。
論文の共著者で、ブリュッセルにあるベルギー王立自然史博物館の古生物学者、フェリックス・マルクス氏は「これほど昔にこんな巨大なクジラがいたということから、巨大クジラにはかなり長い歴史があると考えられます。突然進化して巨大化したとは考えられません」と話す。
■鍵となる化石
シロナガスクジラがどのように大きな体を手にいれたのかを突き止めるのは簡単ではない。というのも、250万年前頃の巨大クジラの化石はめったに見つからないからだ。この期間、地球は何度も氷河時代を経験した。氷河時代には、大量の水が凍結し、海面はかなり下がったと考えられている。当時、クジラの死骸が陸地に流れ着いたとしても、現在では海面よりずっと下になってしまっているからだ。
研究の根拠となっている150万年前のシロナガスクジラの頭蓋骨の一部の化石は、2006年、イタリア南部の町マテーラ近郊で見つかったものだ。農家が、畑に水を引いていた湖の岸辺から、巨大な椎骨が突き出ていることに気づいた。イタリア、ピサ大学の古生物学者ジョバンニ・ビアヌッチ氏のチームは、農作業に影響を与えないよう、3年がかりでその骨を掘り出した。
化石は、当初からシロナガスクジラである可能性が指摘されていた。今回、新たに行われた解剖学的調査でシロナガスクジラであることが確認された。マルクス氏は、この化石から、巨大クジラがこれまで考えられてきたよりもゆっくり登場したことがわかるかもしれないと述べる。
2017年のある研究では、化石も含めた既知のヒゲクジラの大きさをすべて分析している。その結果が示唆しているのは、クジラの大型化は450万年前ごろから始まり、30万年前ごろにクジラは急激に巨大化したらしいというものだ。
そこでマルクス氏は、新たなヒゲクジラの化石を加えて分析を続けた。大型化が始まった時期として、「もっとも可能性が高いのは、360万年前ごろでしょう。あるいは、600万年前くらいから起きていたとも考えられます」
続きはソースで
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/050800260/
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人間の脳みそが30gくらいになる
奈良の大仏2個分くらいって考えると哺乳類としてデカすぎ感があるね
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50mはともかく、30m台の恐竜がいたのは確定だけど、
竜脚類はやたらと細長い尾と首で体長を稼いでいるので、
実質的なボリュームは、同体長のクジラよりもかなり小さくなるでしょ
アフリカゾウの胴体に細長い首と尾をくっつけたら、20メートル級になるよ
海ってそりゃきれいだったんだろうな
ほんと人間って地球のダニみたいなもんだわ
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ある短期間に大きく急激な変化をするタイプの2種類があるそうで、
クジラの巨大化は後のタイプなのかもね
進化論から離れたらええで
このシロナガスクジラの場合も一々進化論を前提としてるから化石が見つかっては何度も論拠が破綻するわけで
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むしろ、進化の起きたプロセスに関する新しい知見が科学研究でどんどん見つかっている。
ところが、そういう進化学上のパラダイムシフトの科学ニュースを、
キリスト教原理主義か、それに類するカルト的な教団の息がかかったものが、
あたかも新発見で進化現象の事実そのものが揺らいだかのようにゆがめて再発信している。
「さらに古い時代の化石が見つかった」なんてのはこの分野の定番。
仮説を立てるときにはそれをある程度予測したほうがいいかもね。
元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1557359371/
Source: mindhack
【衝撃】史上最長「26メートルのクジラ化石」が発見でクジラ巨大化の定説が崩壊・・・