5/8(水) 6:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190508-00000006-mai-soci
「働く女性の声を受け、専業主婦の年金が半額に?」――。そんな情報がネット上を駆け巡り、ツイッターでは「#働く女性の声」というハッシュタグも登場して年金行政への批判の声が殺到した。事実とすればショッキングな話だが、そもそも本当に専業主婦の年金半額案は検討されているのか。確かめてみた。【中川聡子/統合デジタル取材センター】
◇発端はネット記事
発端は5日に小学館の運営するウェブサイト「マネーポストWEB」が「働く女性の声を受け『無職の専業主婦』の年金半額案も検討される」との見出しで配信した記事だ。ヤフーニュースにも転載され、一気に拡散した。
記事は「共稼ぎの妻や働く独身女性などから『保険料を負担せずに年金受給は不公平』という不満が根強くあり、政府は男女共同参画基本計画で<第3号被保険者を縮小していく>と閣議決定し、国策として妻たちからなんとかして保険料を徴収する作戦を進めている」と記した上で、「第3号を廃止して妻に国民年金保険料を払ってもらう案、妻には基礎年金を半額だけ支給する案、夫の厚生年金保険料に妻の保険料を加算して徴収する案などがあがっている」という「厚労省関係者」の発言を紹介している。そして記事の結びは「令和の改革でいよいよ『3号廃止』へと議論が進む可能性が高い」となっている。
「第3号」とは第3号被保険者のことだ。会社員や公務員など給与所得者(第2号被保険者)の配偶者で年収130万円未満と定義されていて、専業主婦はこれに当たる。
◇「働く女性」からも怒りの声
ツイッターでは議論が沸騰した。最初に目立ったのは「無職の専業主婦」という表現への反発だ。
<夫の世話と家事、育児、介護してきたのは誰だと思ってるんだ。主婦は重労働だ>
<専業主婦は「無給」で「無休」という過酷な条件で働いている>
「働く女性」の立場からも次のような怒りの声が上がった。
<働く女性として全く望んでいないし、聞いたことがない。卑怯(ひきょう)な言い方>
<年金制度失策を、ありもしない女性同士の対立にすり替えるの、無責任だと思う>
◇厚労省「唐突だな、としか……」
だが、そもそも前提として「年金半減」は検討されているのか。厚生労働省年金局事業管理課に問い合わせると「唐突だな、としか……。なぜ今こんな記事が出るのか分かりませんね」と、電話口の男性職員は困惑した口調で話した。
ただ、第3号被保険者についての議論が記録された資料はあるという。厚労省の社会保障審議会年金部会の2015年1月21日の議事録だ。ここで「3号縮小」の方針が決まり、15年12月に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画には「第3号被保険者を縮小していく方向で検討を進める」と書き込まれた。
以下はソース元で
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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1557238689/
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Source: 投資チャンネル
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