2017年4月にM87のブラックホールの観測が行われ、5ペタバイト(1ペタバイトは1000兆バイト)におよぶデータが収集された。科学者たちがこの膨大なデータを解析し、ブラックホールの顔写真を構成するには2年もの歳月を要した。
(中略)
■膨大なデータから見えてきたこと
画像を手にした科学者たちは、ブラックホールの物理学の謎を深く研究できるようになった。そこには基礎の確認も含まれている。
「こうした観測から知りたいのは、ブラックホールの特性が、アインシュタインの理論から予想されるものと同じかどうかということです」とリース氏は言う。
これまでにわかった範囲でいえば、アインシュタインの予想はどちらかと言えば正しかったようだ。アインシュタインはブラックホールの存在については懐疑的だったが、彼が1915年に発表した一般相対性理論の方程式の解は、宇宙に非常に重い天体があれば、それは球形で、光の輪に埋め込まれた黒い影のようなものであると予言していた。
M87のブラックホールの画像はその予想と一致していた。光の輪はやや不均一で、膨らんだドーナツのように見えるが、それも予想されていた。ブラックホールのまわりを回る円盤は、その一部が私たちの方に向かって動いているため少し明るく見えるのだ。
「全体が動いているため、一部は私たちに向かってくるのです。『インターステラー』の表現は、この点で間違っています!」と、マーコフ氏は2014年のSF映画で描かれた超大質量ブラックホールとの違いを指摘した。「この画像には圧倒的なものがあります。私たちは今、時空の吸い込み穴を見ているのです」
■ブラックホール 底なしの食欲
ブラックホールというと虚空のようなイメージがあるが、実際には宇宙で最も高密度の天体であり、それが途方もない重力を与えている。巨星が崩壊することによってできるブラックホールは、ニューヨーク市の大きさに太陽の10倍の質量が詰まっている。銀河の中心にある超大質量ブラックホールは、太陽の数十億倍の質量をもち、その起源は謎に包まれている。
M87
1781年、天文学者シャルル・メシエは、おとめ座に恒星とは異なる明るい天体を発見した。今日、M87(メシエ87)として知られるこの天体は、5500万光年の彼方にある、数兆個の恒星からなる銀河である。M87の中心には太陽の65億倍の質量をもつ超大質量ブラックホールがあり、そこに非常にコンパクトな電波源があると推測されている。
1.特異点:アインシュタインの方程式によると、恒星が自分の重力で潰れてできたブラックホールの中心は、密度が無限大で次元のない「特異点」になっているという。特異点は数学的な意味での穴であり、実在はしていないようである。
2.事象の地平線: M87の超大質量ブラックホールの事象の地平線の大きさは約400億kmで、この境界線を越えると、光さえ逃げ出すことができなくなる。
3.静止限界:ブラックホールの自転は、空間をねじ曲げ、近くを軌道運動する物体を加速または減速する。静止限界は、ブラックホールの自転に対して光速で運動する物体が静止しているように見える軌道だ。
4.降着円盤:M87のブラックホールの周囲には、超高温のガスと塵からなる円盤が、光速に近い速度で回転している。この円盤は熱や電波ノイズや巨大なX線フレアを放出しており、X線フレアの中には10万光年以上の長さになるものもある。
5.X線ジェット:天文学者たちは、1世紀以上前にはM87から噴出する「まっすぐな光」の存在に気づいていた。巨大なジェットは、M87の中心にあるブラックホールのまわりで渦巻く高温のガスが、強烈な磁力線に沿ってはじき飛ばされることで形成される。磁力線に沿って電子がらせん運動すると、電波からX線まで幅広い波長の放射が発生する。
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041200223/
リンク先へ 続く)
アインシュタインの
言うた
通りやった
>「ブラックホールは、物質をかき集めるのと同じくらい、物質を放り出すのが得意なようです」
今回の画像はこれについて理解する手がかりを与えてくれるはずだ
十分興味深いな
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
;
}
中心は光も電波も吸収して情報が手に入らないんだろw
光が届かない以上、俺らには観測不可能な領域なので
穴…というか「どら焼き状の観測不可能な場所」
光が届かないから、暗所として表現するしかないっつーか…
予想取りだったね チャンチャン
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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重力という吸引力がとんでもなく強い
まだこれからなのかな
ブラックホール特異点に対してダークマターなんぞ考えることが無意味
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事象の地平面の周囲、超高重力下で通常の物質と顕著に異なる振る舞いをするなら面白いんだけどね
これだけ巨大な天文現象、強大な重力場で無視できるようなダークマターが
銀河構成物の運動に干渉できるはずが無い
今回の画像とそっくりなのがあった。
予定調和的に今回の画像が出てきているので、予想通りでしたってことで
次は内側だな
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
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}
入る前の自分が見えたりするんかな
逆スターボウが見えるはず。
真後ろの一点に全ての光源が収束し、それ以外は全て闇。
つまり闇ってことかなるほどわからん
事象の地平線を超えた先は、
観測者から見れば一瞬で圧死。
当事者から見れば無限の時間牢獄。
わかんないよな。
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
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マジメにジェットの端からBHの中心目指したら
光の速さあっても4900年
ブラックホールと思しき周辺を観測して間接的にブラックホールに違いないと言い張っているだけやん
科学的意味が無いとは言わないがそんなに大袈裟に騒ぐことかよ
ビッグス粒子とかな クォークも ニュートリノさえ 電子や原子さえある意味そうか 反射し反応した光や何かを見ているだけ
おまえの周囲のすべての物の動きも存在も電磁気や重力とされるものの間接反応を捉えているに過ぎない
本当にそうであるのかはわかったもんじゃない たぶんマトリックスマシンのシミュレーション幻影なんだから絶望してしぬのもいいかも
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
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}
ホワイトホールに繋がるとか無限に落ち込むとか 星は何処にあるの?
人類の生存と文明に関わることなんだからよ
量子力学では、物質は非局所的な存在なので、ブラックホールがら抜け出得るはず
局所的な相対論と非局所的な量子力学は相矛盾するが、ブラックホールの中ではどうなってんだろ
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
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それは未完成の量子重力理論が待たれる
いずれにしても学問上の重要な資料にはなる
やがては宇宙SF映画の資料にもなる
そうしないと特異点というあっちゃならん物が宇宙上に存在してしまう
そこは物理法則が崩壊というか最早無い場所
…考えようによっちゃロマンやな
元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1555314429/
Source: mindhack
ブラックホールの撮影成功でわかったこと・・・