■当たらないならたくさん発射すればいいじゃない
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」という言葉がありますが、これを魚雷で実際にやろうとしたのが、旧日本海軍の「北上」をはじめとする通称「重雷装艦」です。
太平洋戦争前、日本海軍はアメリカ艦隊に「戦艦同士の艦隊決戦」を挑んで、一気に勝利する戦略を立てていました。しかし、主力となる戦艦戦力はアメリカに劣ります。そこで、決戦前に少しでもアメリカの戦艦を減らしておく方法が研究されます。そのひとつが秘密兵器「九三式魚雷」、すなわち「酸素魚雷」です。砲撃戦が始まる前に遠距離から“雷跡の出ない(後述)”魚雷を打ち込めば、奇襲効果もあり敵を混乱させられます。
とはいうものの遠距離からの雷撃(魚雷での攻撃のこと)では、命中率は良くありません。それでも雷撃を当てるためには、なるべく多くの魚雷を同時に発射する必要があり、多数の魚雷を扇形に発射する「公算雷撃」という方法が採られます。要は冒頭で触れた「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」です。そこで多数の魚雷発射管を搭載した「重雷装艦」が発想されます。
■ばら撒く魚雷は秘密兵器「酸素魚雷」!
ところで魚雷といえば、海面に白い航跡(雷跡)を引いて迫る様が映画などで描かれますが、あの白い雷跡の正体は魚雷の排気ガスです。熱走式と呼ばれる魚雷は、燃料と圧縮空気を積んでエンジンを回すので、排気ガスの泡が海面に白い航跡を残します。雷跡を発見されると回避されるかもしれませんし、発射した方向が敵にわかってしまいます。
「酸素魚雷」とは文字通り、圧縮空気の替わりに純酸素を詰め込んだ魚雷です。燃焼効率が良くなって、速力や射程が大きく向上します。また純酸素はエンジンで燃焼すると、排気されるのは二酸化炭素と水分ですので、水に溶けてしまいほとんど排気ガスの泡が出ません。酸素魚雷は高速で長射程、おまけに雷跡を引かないので、発見されにくいという良いことずくめでした。
しかし、造るのは大変でした。純酸素はとても危険な気体で、不用意に燃料と混ぜればすぐに爆発しました。世界各国で研究されたものの、相次ぐ事故で断念されます。しかし日本は諦めません。いきなり純酸素を燃料と混ぜると爆発しやすいので、苦心の末、普通の空気に純酸素を少しずつ混ぜて純酸素濃度の割合を上げていくという燃焼制御方式を開発し、実用化に成功します。こうして完成したのが「九三式魚雷」です。純酸素の燃焼制御方式は当時、日本海軍の最高軍事機密のひとつで、酸素という言葉すら使わず「特用空気」とか「第二空気」とかよくわからない表現が使われました。
ともあれ、ばら撒く「魚雷」は用意できています。あとは「重雷装艦」の準備です。
https://trafficnews.jp/post/84879
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現在の価格に直して、一発2億円ほどと言われてます。正規空母一隻が約1000億円。
魚雷500発で正規空母一隻の値段、と考えれば確かに高いよね。
爆弾・魚雷(の量産)ってのの肌感覚がどうもよくわからんのよね。
火薬が250kgとか既に人力では持てないし、出荷試験で爆発することを
試すわけにもいかんし、お馬鹿な人間が関わると工場で爆発しそうだし、
かといって実使用時に爆発しないのもまずいし。
現場でも搬入も零戦に装着も人力なんだよね。250kgもの火薬を目の前にして
それを運んだり持ったりって現代の人間でも慣れればできるんだろうか。
信管なければ爆発しないって、出陣時には最後に信管つけるんだぜ。誰が?
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全数爆発試験はするわけにいかないから当然不発も多かった
未だに不発弾とか見つかってるし
魚雷は爆薬積まずに推進試験とかして一本一本の特性を記録してたと聞くけれど
現代でも潜水艦は魚雷の上にハンモック吊って寝てるんじゃなかったっけ
爆薬は意外と鈍感なんだぜ
TNTなんか廃棄は焼却炉で燃やすだけ
恐いのは信管や雷管の点火薬
鋭敏だから一寸の刺激でハジける
>爆薬は意外と鈍感なんだぜ
可塑剤を入れて鈍感にしているからな
仕事で砲弾の製造のチェックに立ち会ったけど、TNTに可塑剤入れてたっけ
覚えてないや
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拳銃や日本刀も身近にあっただろうし
いろんな意味で慣れていたのかねぇ。
えらく正規空母安いな。
今ならヘリ空母でも6千億円。
正規空母なら、船で3兆円、飛行機で1兆円だ。
大戦中の空母なんて飛行機を除けば平甲板の高速輸送艦だからな
戦艦のように大量の大砲や高角砲や射撃統制装置があるわけじゃないし
いや、船内は隔壁で細かく仕切られてるし
巡洋艦と同程度の装甲は持ってるし艦砲もあるし
輸送船なんかとは全然違うぞ
確かに輸送船に飛行甲板とエレベーターを増設しただけの空母も存在したけど
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いやまあ正確に言えばそうだけど言葉の綾だw
運用は海流と予測進路の計算が出来てはじめて成功した
小型核融合炉
高強度レーザー兵器
飽和攻撃完全防御システム
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軽巡、重巡と言うのも時代によって意味が違うし、その他もそうなのでカテゴライズはあまり意味がないですよ
艦種は軽巡のままですよ
単に重雷装Ver.です
陸も白兵戦至上主義で万歳突撃を繰り返すだけ
兵器の発達とともに戦争の仕方が変わっていくのに対応できなかった日本
自衛隊は現代戦に対応できてるのかねぇ
今も太平洋戦争の戦訓とかいう古い思想に取りつかれてないか不安だ
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今だにこういうコケの生えた後付け解釈を偉そうに言われても…w
日露戦争で、自分の理論の正しさを証明するために何万人も脚気で殺した森鴎外が今でも崇められている時点でこの国は腐っているよ。
あれは当時の医学界全体の責任であって森鴎外一人に責任を押し付けるのは不当
仮に森鴎外がビタミン説を唱えたとしても陸軍の食事事情が改善した可能性は全くない
ビタミンの存在は発表はされていたが医学界で確認&承認されていたわけじゃなかった
森鴎外が権力を持てるようになったのは1907年
既に日露戦争は終わってた
脚気を解決しようと陸軍に働きかけて1908年に臨時脚気病調査会を組織したのは森鴎外
脚気感染病説は森鴎外だけが強固に主張してた訳ではない
森鴎外は脚気の件でよく叩かれるけど
それは森鴎外が単に有名人であっただけの話(どうせ小池とか石黒とか知らんのだろう)で、
森鴎外だけに責任があるのではない
ビタミンの概念がなかったし、銀シャリが素晴らしいとされた時期だっただけ
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米軍の潜水艦に散々な目に遭った戦訓から
現在の海上自衛隊の対潜能力はピカイチで
ございますが、何か。
むしろ、官僚と政治家の方に問題山積みかと。
先祖代々船大工の家系の自分の祖父さんが佐世保基地の工廠として働いていた。
ロボットアニメなら『この一撃に…全てを賭ける!』だろうな
戦後のソ連もミサイル飽和攻撃を目指した
アメリカを相手にするとアイディアが似てくるんだろう
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イギリスみたいに旧式軽巡は防空艦に改造しとけばよかった
鈍い軍艦にミサイル売って半分もヒットしない
現代人の俺でも理解できない複雑さだった
PCなしでよくあそこまでできるな
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扶桑なんかは魚雷一発で真っ二つになって沈没したし
飽きてないなら単なるバカ
問題は現代戦で圧勝するための兵器だろ
キーワードは超小型
早く軌道に上げろ
大勝利してしまった例もあるので そう捨てたものではない
開戦前のシミュレーションで米軍に勝てない結論が出ていた。それを軍と役所が無視して根拠の無い勝てるデータ捏造で始めた戦争。
データ捏造は日本の歴史
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家買えるから
同時に3発以上は滅多に撃てないんだろw
政治家も官僚も財界人も基本的には変わってないから同じことの繰り返しだな
元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1554019205/
Source: mindhack
【驚愕】「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」、旧日本海軍の軍艦「北上」の秘密兵器がヤバすぎる・・・