AI採用について「書類選考までが適切」とする人が半数。「人生を機械に判断されるのは嫌だ」の声も

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人材紹介サービスのワークポートの調査によると、AI(人工知能)による採用活動は「書類選考まで」が適切との回答が半数以上だったという。

■採用活動へのAIの導入は「書類選考まで」と考える人が56.0%
次に採用活動にAIを導入する際どの段階までが適切だと思うか質問したところ、一番多かったのは56.0%で「書類選考まで」となりました。

書類選考までが適切とする理由では「書類選考はAIを導入することで公平な審査が行われると思う」(30代・女性・接客販売)、「一番候補者が多い工程だから担当者の負担を減らせる」(30代・女性・事務)といった公平性や効率化を挙げる意見のほか、「人の魅力は対話で判断されるべき」(20代・男性・営業)、「一緒に働く仲間として人物面は実際に会って判断するべきだと思うため」(40代・男性・管理)といった、面接以降はAIではなく人同士で行うべきという意見が多く挙がりました。

一方で、AIを「導入するべきではない」という意見も15.3%あり、「人生を機械に判断されるのは嫌だ」という抵抗感を訴える声のほか、採用活動にAIを導入するにあたって「採用する人材の多様性の欠如」と「AIへの信頼度不足」などを懸念する意見が挙がりました。今後、AI採用が肯定的に捉えられるためには、統計的処理精度の向上や信頼度の向上、それをどう求職者に理解させるかなども課題となってくるのではないでしょうか。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000039106.html

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Source: IT
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