しかし、排泄物を体外に排出するというその役割なくしては、それまでなされてきた消化プロセスが完結しない大切な器官である。
今回、史上初めてある有櫛動物のクシクラゲに一時的に作られる肛門が発見され、その進化についての理解が深まったそうだ。
『Invertebrate Biology』に掲載されたレポートによると、ムネミオプシス・レイディ(有櫛動物:クシクラゲ類の仲間で、厳密なクラゲが属する刺胞動物ではない)には、はっきり視認できる肛門がない。
ところが、その体の調査から、フンを出さねばならないときにだけ、肛門を形成することが判明したのである。
フンが体内に溜まると、腸(胃層)が外層である上皮に到達するまで伸長する。
すると腸と上皮が融合して、それまでなかった開口部が形成。この穴からフンが排出され、用が済むと、再び穴は閉じて、腸と上皮は別々に分かれる。
これら2つの部分は単細胞層で構成されているために、肛門の形成は速やかだ。
成長したムネミオプシス・レイディでも1時間ごとに新しい肛門を形成できるし、幼生ならば10分間隔で作り出すことができるという。
American comb jelly (Mnemiopsis leidyi) Гребневик мнемиопсис
■神経系や消化管システムの進化のヒントに
クラゲやクシクラゲは単純な生物で、複雑な内臓システムはなく、体内に菅が1本備わるのみだ。そして中には、胃層に1つしか開口部がなく、それで食事・排泄・生殖物質の交換を全部まかなってしまう種すらいる。
だがムネミオプシス・レイディの即席肛門システムからは、単管しか持たなかったクラゲが大昔に常設の肛門を進化させた仕組みを窺うことができる。
クシクラゲは地球上でも一番古い部類の生物で、その祖先は7億年ほど前に誕生した。
これを研究すれば、神経系や消化管といった今日の複雑な生物にとっては欠かすことのできないシステムの、進化基盤を知る手がかりが得られるだろうとのことだ。
BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0311/kpa_190311_5480673396.html
7億年前って先カンブリア期?
その頃から生き残ってる種っているの?
種ではなく門レベルで三胚葉性の動物ではもっとも古くから生き残っているとされている。
そうなんだ
先カンブリアとかいうとエディアカラ何とかしか話題にでない気がするけれど、ちゃんと今の動物につながるものも存在してたのか
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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} else {
;
}
てこれ何気にすごい話だよね
管の中は外じゃなかったのか
クシクラゲでも消化管の内側は体外だよ。
口の方は常に開いて外界に通じている。
フンが先か肛門が先か論争に
決着がつくな
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} else if( navigator.userAgent.indexOf(‘Android’) > 0 ) {
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腹壊したら地獄だな
元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552716582/
Source: mindhack
【動画あり】普段は無いが「用を足すときだけ肛門を作る」生物が存在する模様・・・