Susceptibility to Mental Illness May Have Helped Humans Adapt over the Millennia – Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/susceptibility-to-mental-illness-may-have-helped-humans-adapt-over-the-millennia/
記事作成時点ではアメリカ人の5人に1人が精神的な問題を抱えており、全アメリカ人のうち半数が一生の間に少なくとも一度は精神疾患に見舞われるとのこと。しかしネッセ氏はさまざまな精神疾患について、「遺伝上の欠陥や過去のトラウマ」だけが原因ではなく、「遺伝子が自然選択した結果」として発症しているものが少なくないと考えています。
ネッセ氏は「Good Reasons for Bad Feelings(不愉快には理由がある)」という著書の中で、「人間の進化の過程が精神疾患を生み出した」という考えを取り入れることが、患者と医師の双方にとって有益だと述べています。うつ病や強い不安といった感情は進化の過程で人間にとって有利に働いてきた感情であり、統合失調症や双極性障害は有益な形質の発現に関わる遺伝子変異が関係しているかもしれないとのこと。
「Good Reasons for Bad Feelings」の中で、ネッセ氏は精神疾患が進化の過程で人間にとって有益なものであったことから、今日の人間にも除外されず引き継がれていると考えています。しかし、人間の社会はここ数千年で大きく変化しており、長い期間を経て培われてきた感情の反応が、現代社会においても常に人間の利益になるとは限りません。
たとえばネッセ氏は「気分が落ち込んでやる気を喪失してしまう」という精神的な問題について、人間にとって有益となる2つのパターンを示しています。1つは「うまくいかないことを諦め、無駄なエネルギーを消費しないようにする」ということです。人間を含む有機体にとって、達成不可能な目標を目指してエネルギーを消費することは大きな無駄となります。そこで、やることがうまくいかない際に気分が落ち込んでやる気を失うことで、無駄なエネルギー消費を抑えられるというのです。
もう1つのパターンは、「うまくいかない方法を諦め、戦略の変更を検討させる」ということ。これも結果的には無駄なエネルギー消費を抑えることにつながるため、限られたエネルギーでより長く生存するためには重要なものとなります。しかし、現代社会においては人間が生き抜くためにナッツやフルーツ、獲物といった食料を探し求めることはほとんどありません。そのため、エネルギー消費を抑えるためにやる気を失うことは、現代社会においてそれほど生存に役立たないとネッセ氏は指摘しています。
食料獲得の代わりとして、人間は社会的成功などを追い求めるようになっており、数万年、数千年前よりもより複雑な社会を生きています。憂うつな気分はうまくいかないことを諦め、うまくいくことに焦点を向けさせようとしてきます。ネッセ氏は「必ずしも『今やっていることは無駄だから諦めろ』という内なる声に従う必要はありませんが、少しだけ耳を傾けて、今やっていることについてじっくり考え直してみるということには意味があります」と述べました。
ネッセ氏は精神疾患が進化の過程で取り除かれなかった理由が、少なくともある面では人間の進化と生存に有利だったからだと考えています。しかし、だからといって「抗うつ剤などで精神疾患を治療しようとするのは自然に逆らうものだ」と主張しているわけではありません。通常の医療ではセキや熱、吐き気といった体の防御反応を薬で抑えるべきか、体の防御反応に任せるべきかについて、反応を無理矢理押さえつけた際のコストと症状緩和による利益をてんびんにかけて考えます。これと同じように、精神疾患も薬によって抑えた方が結果として利益が大きい場合は、積極的に薬で治療するべきだとネッセ氏は考えているとのこと。
「私が著作などで『憂うつな気分が人間にとって有益だった』と述べていることを知って、『ネッセ氏は薬剤などを用いた精神疾患の治療に反対しているのだ』と考える人がいます。しかし、私はこれと正反対の考えを持っています」とネッセ氏は述べています。憂うつな気分がその人自身にとって助けとならないのであれば、薬を用いて気分を改善させることが大事だとネッセ氏は主張しました。
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190304-mental-illness-helped-humans-millennia/
リンク先へ続く)
その通りだけど、この話は「遺伝的精神疾患は個体の存続に不利でなかったのか?」ってことだろな。
進化=進歩って勘違いは、いい加減に撲滅したいなw
俺、子供(小6あたり?)から鬱傾向で、日々、ていうか
時間刻み、分刻みで嫌な記憶がよみがえり、悩み続けているが、
弱肉強食の生物学的な視点でみると極めてマトモなことなんだそうな
やばかった記憶、危険だった記憶を常によみがえらせ、捕食者の襲撃に備える
のが生物の習性なんだと
俺は鬱というより、野生に近い人間なのかもね
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そう。自然界は「強者生存」でなく、「適者生存」。
人間は脳ばかり大きくて爪も歯も顎も貧弱な弱虫なのに、環境に適応して繁栄している。
自分の角だか牙が大きくなり過ぎて自分の頭に刺さって死んじゃう動物とかいるしな
高度化した人間社会が作り出した疾患。
社会の変化に人間生物がついていけない。
ここ100年の 急速な社会変化での 話だから
進化・淘汰とか まだ関係ない。
進化は医者に忖度しない
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昔は流行り病で、滅茶苦茶に死んだぞ!
それを多くの定型が神秘的なものとしてもてはやし、崇めれば
集団の中で維持されるだろうな
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武田邦彦
文明化の快適生活で発現、悪さをしたのだろう
宿主の弱体化
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劣悪な場合は悪い見本としての反面教師的な存続の価値として
時代が進み必要なくなれば自然淘汰されるんだろうけどな
For example:朝鮮人、朝鮮遺伝子、…独特の火病、嘘っぱちだらけ、
近親相姦劣化遺伝子
周りは全部敵なんだし
というSF小説を昔読んだことがある
なんかこちらの方が、信憑性があるんだな
敵が存在しなくなるまで無くならないだろう
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適者生存だから。
絶対に正しいと言うものはない。ある時は有利な特質が、別の場面では致命的な弱点になり得る。
約3000年前に自意識が芽生えるまで人類はこのモード(二分心)で行動してきた
統失患者はこのモードを未だに引きずってる先祖がえりともいえる
一番わかりやすいのはハプスブルク家の鷲鼻とたらこ唇。
遺伝子的特徴は生存に有利にはならないが、近親交配する事で自らの利益を最大化した結果、あの顔になった。
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社会が複雑になりすぎた結果だよ。
統合失調は脳の認知機能の問題だからどこにでもある。
また、ムラ単位での生活をしていた人々は既にPTSDに類する症状を呈していたと考えられている。
何故なら、古代のムラ生活での最大の敵は隣村だったから。
王権がまだ行き渡らないエジプト文明の黎明期には、目の精霊のお守りが多く発掘されているけど、これは夜間の斥候の恐怖になぞらえて作られたのではないかとされているよ。
欝は外敵に襲われて逃げられないと諦めたとき
抵抗なく食われるための自然の仕組み
あなたが犠牲になれば他の個体は助かるから
いや、鬱は、外敵に追われたときに隠れ家に潜んで見つからないように、
虚脱状態になって息をひそめるメカニズムがリミッターが外れて暴走してるんだろ。
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というのが自然淘汰学説でしょ。
入院していた統合失調症患者は天才的な超能力を持っていた
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元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1551890214/
Source: mindhack
【衝撃】「精神疾患」を生み出してしまったのは人間の○○が原因であることが判明・・・