強い危機感をもった広島県尾道市にある研究機関は、不可能とも言われてきたタコの養殖につながる技術を開発しました。
(中略)
■原因不明の死
漁獲量の減少が顕著なタコ。このままでは将来、タコがいなくなってしまうのではないかと強い危機感をもった山崎さんは、10年以上前からタコの資源を回復させようと養殖技術の開発に取り組んできました。
しかし、ふ化したタコは20日以内に9割近くが原因不明で死んでしまい、ほぼ壊滅状態に。
「ふ化はしても成長しないーー」
この問題が半世紀以上にもわたって、研究者たちを悩ませてきました。
餌や水温を変えるなど、あの手この手で試してきましたがうまくいかず、研究をあきらめようかと悩んでいた山崎さん。
水槽を眺めていたある日、水の流れに原因があることを突き止めたのです。
酸素を供給するエアポンプの泡は上に向かって流れます。その流れが水面までたどりつくと、今度は跳ね返って下向きに流れるため、小さなタコはそれに巻き込まれて水槽の底に流されていたのです。
このことが餌を食べる時に問題になっていました。幼いタコは本能的に天敵の多い海底を嫌がるため、底に流されると食べようとしていた餌を離して浮上してしまうのです。再び餌を捕まえても同じ事を繰り返してしまい、衰弱して死んでいたのです。
■対策1:カギは“水の流れ”
それならばと、強い流れが起きるエアポンプを使うのをやめ、酸素を含ませた海水を直接、底のほうから流してみたところ、水の流れは従来の下向きから上向きへと変わりました。
効果は絶大。
タコが生後20日まで生き残る割合は、これまでの14%から77%に一気に改善しました。
■対策2:餌の餌に着目
さらに山崎さんが注目したのは稚ダコが食べる餌です。
「餌だっておいしい餌が食べたいんです」
そう言いながら見せてくれたのは、タコの大好物、ワタリガニの赤ちゃんです。
山崎さんは、このワタリガニの赤ちゃんにプランクトンを与えて栄養価を高めてからタコに与えてみたところ、生後20日のタコの体重は従来は2ミリグラムだったものが、改良後は10ミリグラムに。
生き残る割合だけでなく、成長速度を格段に上げることにも成功しました。
■半世紀越しのタコ養殖に活路
この成果に、いまでは岡山県や香川県それに民間企業も加わり共同研究を行っていて、タコの養殖に熱い視線が注がれています。
山崎さんは「50年間越えられなかった壁を、今回越えられました。5、6年から遅くとも10年先には皆さんの食卓に養殖したタコを届けたいです」と意気込んでいました。
今後は、ふ化したタコを出荷できるサイズまで安定的に成長させることが目標です。
また、タコは成長すると共食いをすることがあるので、これをどう防ぐかも課題だということです。
研究者の努力によって、養殖されたタコが当たり前のように、食卓に上がる日もそう遠くないと感じました。研究所のさらなる成果に期待するとともに、次は養殖されたタコの味について報告したいと思います。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/k10011781001000.html
原因わかればそんなアホなことで…
って言うことはよくある
むしろそんなことの方が気付きにくい
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ま、しかし、蟹肉はかまぼこで作れるんだから、タコみたいな単純な身なら作れば
こういう不可能とか言われてるものって地道に研究しなきゃダメなんだけど
そういうのって全部日本なんじゃないかって気がするわ
食に対するこだわり異常だし
海外はできあがった技術勝手に使ってるだけじゃねえの?
タコ高すぎて手が出ないんだよなぁ。100g500円なら同額の牛肉買うわ。
>>12
くっそスパイされまくってる有名な産業やぞ。国どころか投資してるはずの民間企業や大学がセキュリティガタガタ過ぎる。
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その水族館の水槽も日本の技術がないと大きいの作れないし
あいつら魚に興味ないだろ
獲ってなくなったら違う海に行けばいいと思ってる
タコの幼年期をクリアすれば陸上養殖もいけるだろうし
餌の問題さえ解決すれば塩分濃度の高い内陸温泉地でもいけるだろ
うなぎとか他の養殖にも応用できるんじゃね?
その最盛期とやらに洗いざらい獲りすぎたのが減った原因だろ
「バブル時代と比べて・・」みたいな論調でも思うが
なんでいちばん極端な時と比べるかね
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日本の漁業関係はそんなのばっかだよな
どうにかならんのかあれは
あとから分かってしまえば何だこんなレベルだったのかよ、ってぐらいに
絶望から改善される事ってあるよな。
1匹3,000円くらいで出回ってくれる世の中にならんかな
>再び餌を捕まえても同じ事を繰り返してしまい、衰弱して死んでいたのです
こんなのわかるのに、10年もかかってるの?やる気あんの?
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勝手にいろいろ高級食材食ってるだろうけど
養殖したら餌代が割に合わんのじゃないの?
容易なんじゃないかなぁ…
種族を残すためにわざわざ環境が悪い場所を選ぶ生物もいるので、
簡単にはわからんのよ。
ウナギなんか川で棲息してる間は普通の魚より効率良い生態なのに、
繁殖はとんでもなく非効率。
シラスになるまでの食生活も非効率の塊。
本能的に天敵が多い海底を嫌がるから
水槽の底に流されると食べようとしていた餌を離して浮上してしまい
これを繰り返すことで
結果として衰弱して死んでしまう
なんでもないことだけど
よく気づいたなww
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結果が長期に亘るだけに収入や根気、環境も必要となるからね。
俺心の中ではタナゴの繁殖に従事したいと思てるけど今の仕事あるしタナゴじゃ生活出来ないし…
リタイアしたらやろうと思ってる(´・ω・`)
間違いなく日本が世界に先行してるんだろうし。
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これが安定的に捕れる物なのかが疑問だな
もうちょい入手しやすくてコストのかからない飼料を探した方がいいかも
大豆とかトウモロコシの絞りかすとか
それも養殖すんの?
カニ業者だろ
ワタリガニがお腹の中に卵を持ってる頃をは内子って呼ばれて食べられてるけど
外に出てきてお腹の下に抱えてる卵は外子と言って殻が固くなってるから食感が悪くなりあまり食べられない
カニ業者としては廃品扱いのところもある
その外子だけ買いつける
外子は受精卵なので海水につけておけばそのうち孵化する
必死に養殖するような食い物か?食わなきゃ良いだろ?
美味しいものは他にもあるぞ
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いいね、こういうの
成功すれば伝記になる
元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1547975242/
Source: mindhack
【朗報】値上がりが止まらないあいつの養殖がついに成功してしまうwwwwwww