2018年10月のある日の夕方、ゴビ砂漠の人里離れた場所に設置された発射台から宇宙へ向けて「未来号」が打ち上げられた。
未来号は中国国営テレビ局である中国中央テレビ(CCTV)の科学番組向け小型放送衛星だ。未来号が打ち上げられた酒泉衛星発射センターの発射台は、1970年に中国初の人工衛星が打ち上げられた場所だ。未来号の性能は、その中国初の人工衛星をほんの少し上回る程度だが、それでも、今回の未来号の打ち上げは歴史に名を残すものになるはずだった。成功すれば軌道に到達した中国初の民間ロケットになるはずだったからだ。
未来号を軌道まで運搬するはずだった「朱雀1号(ZQ-1)」は3段式ロケットである。1段目の燃焼はうまくいき、2段目も問題なかった。しかし数分後、3段目に異常が発生し、未来号は消失した。
宇宙飛行は難しく、新型ロケットの失敗はよくあることだ。米国のスペースX(SpaceX)は最初の3回の打ち上げに失敗している。スペースXの創業者兼CEO(最高経営責任者)であるイーロン・マスクは、資金が底をつく直前の4回目の打ち上げでようやく成功したと語っている。スペースXは米国の航空宇宙産業の様相を変えた。数十年の間、古参の大手数社が牛耳ってきた業界で、スペースXは新世代企業の筆頭だ。打ち上げコストを大幅に削減し、有人宇宙旅行と衛星打ち上げの市場に大変革をもたらそうと模索している。
その変革の波は中国にも押し寄せている。変革に取り組んでいるのは朱雀1号の開発企業であるランドスペース(Landspace、北京藍箭空間科技:藍箭航天)だけではない。2018年12月時点で、ワンスペース(OneSpace、零壹空間航天科技:零壹空間)も2018年末の衛星の軌道投入を計画しており、三番手となるiスペース(iSpace、星際栄耀)は2019年の実現を目指している。
どの企業がロケット打ち上げ競争に勝っても、明らかなことが2つある。1つは、宇宙産業へ参入する民間スタートアップ企業が中国の宇宙産業に変化をもたらしているということである。そしてもう1つは、中国は民間スタートアップ企業の助けがなくても、宇宙で米国に匹敵する権力を握る態勢が整っているということだ。
米国とロシアの宇宙開発計画が不安定な予算に苦闘する一方で、中国はあらゆる面で取り組みを拡大している。通信・偵察衛星、ライバル米国のGPSに対抗する航法・位置測定衛星コンステレーション(一群)、有人宇宙飛行計画、意欲的な宇宙科学ロボット探査計画といったことのすべてが、最先端の機能を装備したさまざまな新型ロケットによって可能になる。
2018年、中国は初めて、地球周回軌道にもっとも多くのロケットを到達させた国になりそうだ。12月半ばの時点での打ち上げ成功回数は、米国が30回であるのに対し、中国が35回となっている。
四川省の西昌衛星発射センター(酒泉衛星発射センターから約1600キロ南東)での12月7日の打ち上げでは、ロボット探査機の嫦娥4号(じょうが:Chang’e-4)が宇宙に送り出された。1月に月の裏側で着陸を試みる予定であり、成功すれば、月の裏側に着陸した初の宇宙探査機となる(日本版注:嫦娥4号は北京時間1月3日午前10時26分に月の裏側への着陸を成功させた)。中国の宇宙計画の時代の到来だ。
国別に見た2000年〜2018年の地球周回軌道への打ち上げ回数
中国の宇宙プログラムは増加の一途を辿っている。2018年末時点で、中国による軌道投入を目的とした打ち上げの成功回数は40回近くになりそうだ。2017年のどの国の打ち上げ回数よりも多い。
続きはソースで
https://www.technologyreview.jp/s/119390/china-launched-more-rockets-into-orbit-in-2018-than-any-other-country/
今時打ち上げ失敗を隠しとおせるわけないじゃん
アメリカが突発事態に備えてミサイルの打ち上げを24時間監視してるよ
何言ってるんだ。
ロケット打ち上げ失敗で村一つが丸ごと焼失したと思ったら、
そんな村は最初から存在しなかったことになってる国だぞ。
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いくら被害を隠せてもロケット発射自体を隠せるわけじゃない
ロケット発射はアメリカが感知するだろうが、それを公表することは無いよ。
アメリカの探知能力がばれてしまうから。
数をこなさないと経験値貯まらんからな
日本は失敗が許されない体質だからチャレンジができない
成功も失敗もその打ち上げるロケットのコストは誰が支払うんだ?
大量に資金をつぎ込めるほど日本は裕福じゃないし
失敗が多いとどこの国からも信頼されなくなる
体質うんぬんの問題じゃない
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でっ、成果が月の石を数個・・・莫大な税金使ってw
公開された分だけな
実際には全部で400キロ近く持って帰って研究機関に配られてる
レンタルだから回収されたけど
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そんなに金があるなら、宇宙、空母建造、一帯一路、高速鉄道、アフリカへの投資どんどんやればいい。
ソ連も宇宙と軍事は突出していたが民生はさっぱりだった、崩壊した後のロシアでも同じだが。
中国がどうなるか、まあみんな思ってても言わないが。
軍用以外は他国と協力しようという姿勢を示さないと宇宙強国とは言えないな。
まぁどこの国も中国とは協力したくないけど。
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人類の五分の一が中国なんだからそりゃ確率的にかたいだろ
月の裏からの攻撃をどうやって防ぐんだ?
なにより日本人の大半が、真珠湾を超えるような攻撃を想像すらできないぞ。
アメリカ市民の大半が、はるか遠くの劣等民族が、いきなり大海をまたぐとは想像すらしなかったように。
裏側から地球までに掛かる時間
到底軍事用には向かない
そんな金かけるなら中国領土内からか
あるいは潜水艦から攻撃した方が早いし安い
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まあ特許払えばいいけど
価値おとされて中国に莫大投資だからな
あれをあやった官僚がすごいのでは?
まあやりやすいわな
アメリカに対抗するためだけにシャトル開発に莫大な予算を投じて経済破綻のトドメを刺しちゃった
既に経済が減速傾向を強め莫大な不良債権があらわになってる中国も同じ道をたどりそう
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元スレ:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1546927912/
Source: mindhack
【驚愕】宇宙開発の主役になってしまった中国の実力がスゴすぎるwwwwwww